「胸が苦しくなる時がある」
「病院でも注意されている」
「家族に心不全で亡くなった人がいるから怖い」
こんな悩みを抱えていませんか?
心不全は遺伝的になりやすい人もいます。
こちらでは心不全の原因と予防のための方法について書いています。
心不全のリスクを高める悪い油
心不全とは心臓の機能が低下して息切れやむくみが起こり、重篤な心疾患のリスクが高い状態です。
そんな心不全の原因は塩分過多や水分不足もありますが、最も問題視されているのが悪い油の摂取による動脈硬化です。
悪い油として注意が必要なのが飽和脂肪酸で肉の脂身やラードなどに含まれます。
飽和脂肪酸を摂り過ぎると悪玉コレステロールや中性脂肪が増えて動脈硬化となり心不全の原因となります。
他にもサラダ油に含まれるリノール酸は過剰になると炎症を起こすアラキドン酸となり動脈硬化を進行させます。
そして食品を加工する際に増えるトランス脂肪酸も動脈硬化の原因の一つで、スナック菓子やインスタント食品、ファーストフードなどの多くの加工食品に含まれています。
良い油を摂ろう
良い油の代表はオリーブオイルで、炎症を緩和させて動脈硬化の予防につながります。
オリーブオイルは油の中でも消化しやすいので胃もたれも起こりにくく、腸における栄養分の消化と吸収を助けます。
そしてオリーブオイル胆嚢の胆汁を排出させる作用があり、小腸によるコレステロールの吸収を防ぐと同時にカルシウムや鉄、マグネシウムなどミネラルの吸収を助けます。
オリーブオイルはそのままでも飲めるので、オリーブ100%の果実ジュースと表現されることもあり地中海式ダイエットでも重視されています。
動脈硬化を予防する効果から心臓疾患だけでなく、脳梗塞や高血圧などの生活習慣病の予防にも役立つと言われます。
気をつけたい摂取の仕方
オリーブオイルには種類がありエキストラバージンオリーブオイルを選びましょう。
エキストラバージンはオリーブオイルに含まれている栄養素をそのまま摂取することが可能ですが、ピュアオリーブオイルは精製オリーブオイルとエキストラバージンのブレンドです。
またオリーブオイルに含まれるオレイン酸は酸化すると効果が半減するので、加熱せずに料理の仕上げに使ったりパンを浸けるなど常温で使いましょう。
きちんと蓋をしていても開封したら2カ月以内に使い切るのも大切です。
そうやってオリーブオイルを普段から摂取しておくと心臓血管病のリスクが39%も減少したという報告があります。
目安としてはオリーブオイルを1g/日より多く服用すれば良いとのことです。
まとめ
⇒心不全に怯えない毎日を送る!心臓に優しいアプローチが待っています