「座っていると腰が痛くなる」
「腰痛のせいで長時間のデスクワークが辛い」
「マッサージなどでは一時的にしかマシにならない」
こんな悩みを抱えていませんか?
座っている時は腰の負担が大きくなります。
こちらでは腰の負担が大きくなる原因と対処法について書いています。
腰痛の原因
デスクワークで腰痛が悪化しやすい人は重心の位置がズレている事が多くあります。
重心がズレる原因は下腹部にある丹田が緩んでおり、丹田が引き締まっている状態なら、重心が理想の位置にあり下半身に力が入ります。
丹田とはへそ下三寸の場所にある関元というツボと同じ場所と言われます。
背中から見れば腰椎4-5番の位置にあり、腰椎4-5番を意識して骨盤を前傾させると丹田の位置が引き締まります。
重心がずれている人は姿勢が歪むだけでなく、内臓の機能も低下して糖尿病や心疾患などの原因ともなります。
さらに歪んだ姿勢は筋肉の緊張を引き起こし、腰痛だけでなく坐骨神経痛などの原因にもなります。
重心を確認してみよう
重心がしっかりとしている人は下半身の筋力がしっかりとしているので安定感があります。
身体の安定感がある人は、余計な力みが無い分だけ精神的にも安定します。
重心の状態を確認するには開眼での片足立ちテストがおすすめです。
一般的な片足立ちの時間は、
- 二十代は70秒
- 三十代は55秒
- 四十代は40秒
- 五十代は30秒
- 六十代は20秒
となっています。
片足立ちをしてみて、平均の時間よりも短い人は重心の位置がずれている可能性があります。
または、運動不足などにより筋力低下を起こしているのです。
丹田を引き締めて重心を安定させる
重心を正しい位置に戻すには丹田を意識することが大切です。
丹田はヘソ下の位置で、この位置を意識しながら呼吸を行うのを丹田呼吸と呼びます。
丹田呼吸は逆腹式呼吸となり、坐禅や瞑想などで使われる呼吸法です。
やり方)
- 息を吸うときに下腹を凹ませる
- 息を吐くときに力を抜いて下腹を膨らませる
坐禅などではヘソから息を出すイメージと教えられます。
この呼吸が上手くできると骨盤の動きが高まり、どんな姿勢でも安定した重心を作ることが可能となります。
まとめ
腰痛は重心のズレから起こります。
重心がズレると姿勢が悪くなり片足立ちも出来ません。
丹田を意識した逆複式呼吸で丹田を引き締めると重心が安定します。