「肩が激しい痛みに襲われ、普段の動作がままならない。」
「動きの悪さで仕事に支障が出ている。」
「姿勢や動作に気をつけているが変化が無い。」
こんな悩みを抱えていませんか?
五十肩は悪化すると治りにくいのが特徴です。
こちらでは五十肩が悪化する原因と対処法について書いています。
五十肩の原因
五十肩になる原因は腕を挙げる筋肉が動かしにくくなることです。
腕を挙げるためには肩甲骨と上腕骨を結ぶ様々な筋肉が協力しますが、肩甲骨の動きが十分でないと腕を挙げることは出来ません。
肩甲骨の動きを制限している筋肉は背骨に付いているので、背骨の動きの悪さが原因の場合もあります。
肩甲骨の動きを制限しやすいのは肩甲挙筋と呼ばれる筋肉で、肩甲骨の位置を通常よりも高くしてしまいます。
デスクワークで肩甲挙筋が緊張して、肩甲骨の位置が通常よりも高くなると腕を挙げられなくなるのです。
肩甲挙筋が硬い人の姿勢
基本的に肩甲挙筋が硬い人は普段から肩に力が入っています。
肩に力が入ることで肩甲骨の位置が上がり、その状態が続くことで肩甲挙筋が硬くなるのです。
パッと見た感じは姿勢が良さそうにも見えますが、少しいかり肩のような印象を受けるタイプです。
このタイプは肩こりを感じながらも放っておく人が多いのも特徴です。
肩甲挙筋を緩める体操
肩甲骨を挙上させる原因となりやすいのが肩甲挙筋で上部頚椎の横から肩甲骨の内上角に付いています。
肩甲挙筋を緩めることが肩甲上腕リズムを復活させて肩を挙げやすくするポイントになります。
やり方)
- 背筋を伸ばして座る
- 伸ばしたい側の腕を軽く背中に置く
- 首を反対の斜め前に倒して10秒ほど待つ
無理に大きく動かさなくても頭の重みで徐々に肩甲挙筋は緩んできます。
肩甲挙筋が緩めば腕は挙げやすくなります。
基本的に動かすときに痛みがある時は無理に動かさずに、痛みのない動きを繰り返し行いましょう。
まとめ
五十肩の原因は肩関節に問題があるとは限りません。
肩甲骨の動きが不十分なために腕を挙げる筋肉が働きにくい可能性があるのです。
そんな時は肩甲挙筋の体操から始めて徐々に動かしていきましょう。