「結節ができてから指が痛むことがよくある。」
「医師に相談しても治療法が限られていて、どうしたらいいか分からない。」
「結節を和らげる方法や対処法について知りたい。」
こんな悩みを抱えていませんか?
へバーデン結節は指の腫れや痛みが起こる疾患で指によって原因の場所は違います。
今回はへバーデン結節の中でも小指が腫れて痛む原因と対処法について書いています。
小指が腫れて痛むのは
小指が腫れて痛む人の多くは背骨の動きが悪くなっています。
背骨は頭の下にある頸椎と肋骨のある胸椎、骨盤の上にある腰椎の3つに分けられます。
これら背骨は場所によって動く範囲に差があって、その中でも頚椎から胸椎の動きが制限されていると小指が痛みやすくなります。
頚椎から胸椎の動きが硬い人は体幹を捻じる動作が苦手です。
関節の動きが悪いと筋肉は緊張しやすくなり、背骨の動きが硬いと上腕三頭筋から小指にかけての筋肉が緊張しやすくなります。
背骨の回旋できる角度
横を向くときに頚椎の回旋できる範囲は、上の2つの頚椎だけで50%あり残りの頚椎で50%を担っていると言われます。
胸椎は肋骨が付いていますが、意外と回旋しやすいよう設計されていて約30度ほど動きます。
意外と腰椎の回旋は5~10度ほどで、胸椎のほうが回旋しやすいのが特徴です。
背骨は連なっているので動かない関節があると、他の関節が過剰に動くことでバランスを保ちますが負担は大きくなります。
小指が腫れて痛みやすい人は手の甲側の前腕の筋肉が緊張しているのも特徴です。
背骨を動かす体操
背骨を動かすには身体を捻じることが効果的です。
ラジオ体操のような身体を捻じる体操は大切で、普段から捻じっておくと胸椎の可動域を保つことが可能です。
胸椎が硬いほどに小指は痛みやすいですが、胸椎が柔らかくなるほどに痛みにくくなります。
関節の硬さは気圧にも左右されるので、天気が悪い低気圧の時ほど小指は痛みやすくなります。
捻る動作だけでなく朝晩とラジオ体操をしておくのも予防に役立ちます。
まとめ
小指のへバーデン結節は背骨の硬さが原因で特に胸椎の影響を強く受けます。
胸椎が硬いと他の関節への負担を増やします。
普段からラジオ体操を行い身体を捻じっておくと胸椎は柔らかくなりへバーデン結節の解消に役立ちます。