「呼吸が浅い気がする」
「たまに息苦しくなる」
「深い呼吸はどうすればいいのか?」
こんな悩みを抱えていませんか?
こちらでは、呼吸が浅いことで起こるデメリットと対処法について書いています。
呼吸が浅いデメリット
呼吸が浅いと自律神経が乱れることで疲れやすくなり、身体が緊張しやすくなることで疲れもとれにくくなります。
そして呼吸が浅いと呼吸の回数が増えることで、呼吸によって失われる水分量が多くなります。
夏場などは脱水症の原因となり、普段から脱水気味の人はめまいなども起こりやすくなるのです。
そして呼吸は加齢に伴い浅くなりやすいので、多くの人が悩んでいる不調の原因ともなっています。
現代人の不調の大きな原因は自律神経の乱れと水分不足です。
そのため、呼吸を深くするだけでも不調の解消が出来る可能性が高いのです。
呼吸の深さを確認しよう
呼吸の深さを測る目安は息止めの時間です。
一般的に健康な成人であれば30秒から2分ほど息を止めていられますが、加齢に伴い肋骨の筋肉などが硬くなってくると息を止める時間は短くなってきます。
方法)
- まずは普段どおりに鼻で呼吸をする
- 鼻から息を吐いて息を止める
- 30秒を測る
無理なく30秒ほど息を止められたら合格ラインで、40秒以上も止められたら理想的と言えます。
難しかった人は肋骨の動きを確認しましょう。
両手を肋骨のわきに当てて鼻から息を大きく吸って、肋骨が前後左右に広がるか確認しましょう。
続けて鼻から大きく息を吐いたときの肋骨の動きも確認します。
横隔膜の動きが悪い人は肋骨の動きが少なくなります。
呼吸を深くするスマート筋トレ
呼吸を深くするのに大切なのは肋骨の筋肉を緩めることです。
ラジオ体操にもある動きを深呼吸と合わせて行いましょう。
やり方)
- 足を肩幅より広く立つ
- 身体の前で腕を交差しながら息を深く吐く
- 腕を斜め上に広げて息を深く吸う
肋骨の開閉を意識しながら行いましょう。
呼吸は意識しないとどんどんと浅くなります。
そして肋骨は上下と前後にある程度は動くように出来ていますが、動かさないとどんどん動かなくなります。
呼吸を深くするポイントの一つが肋骨の動きなので、普段から体操をする癖をつけて呼吸を深くしていきましょう。
まとめ
加齢に伴う呼吸の浅さは様々な不調の原因となります。
意識しないと肋骨周りの筋肉は硬くなり、筋肉が硬くなることで呼吸は浅くなっていきます。
普段から肋骨を動かすことを意識して深呼吸をすれば、年を重ねても元気な身体を維持できます。