「寒くなってきたら指が痛くなってきた」
「朝は特に指が痛む」
「物をつかむのが辛い、、」
こんな悩みを抱えていませんか?
初冬の寒さはへバーデン結節の痛みを悪化させます。
こちらでは、へバーデン結節の痛みが悪化する原因と対処法について書いています。
初冬に起こる身体の変化
本格的に気温が下がってくると指先などの血流量は減少します。
身体は体幹の温度を守るために指先の血流量は後回しにするので、血流量が減った指先の筋肉は緊張してへバーデン結節の痛みを悪化させます。
動きの悪くなった関節を無理に動かしていると痛みはさらに悪化するのが初冬のへバーデン結節の特徴です。
この時に指を揉んでも痛みはマシになりませんし、血流量が増えることもありません。
血流量を増やして痛みを解消するには肩関節から刺激することが大切なのです。
肩関節の血流を良くするスマート筋トレ
肩関節とは肩甲骨から上腕骨を指し、血流を良くするには肩甲骨から動かすことが大切です。
初冬の寒くなる時期は身体は防御反応で丸くなり、丸くなった姿勢は肩関節の動きを悪くします。
そのため、意識して肩関節を動かすことがへバーデン結節の解消には大切なのです。
やり方)
- バンザイして脇を伸ばす
- 肘を背中側に引く
- 引いた後に上下に3回揺らす
- これを5回ほど繰り返す
この動きは硬くなった肩甲骨の動きを復活させます。
肩甲骨の間の筋肉は発熱量が高いので血流を良くするのに効果的です。
また脇を伸ばすことで指先まで血流が良くなりへバーデン結節の痛みも解消されやすくなります。
まとめ
初冬にへバーデン結節が悪化するのは寒さで血流量が減っているのが原因です。
さらに寒いと姿勢が丸くなって動きが悪くなるので発熱量が減ってしまいます。
体操をして肩甲骨の位置を戻すことで本来の血流を確保できてへバーデン結節の解消につながります。