「秋は精神的に不安定になる」
「天気は良いのに頭痛がする」
「何となく不眠になる」
こんな悩みを抱えていませんか?
東洋医学から見れば秋は頭痛や不眠が起きやすく、精神的に不安定なる時期とされています。
こちらでは、東洋医学から見た秋の頭痛や不眠の原因と対処法について書いています。
秋は筋肉の緊張が高まる
夏の暑さから解放されてホッとしている時に不調が起こりやすくなります。
身体は温まっているときほど筋肉が緩むので、秋になり涼しくなる時期に筋肉が緊張しやすくなります。
本来なら涼しさでリラックスして血流が良いのですが、クーラーで身体を冷やしたり運動不足な人は緊張しやすく頭痛や不眠が起こりやすくなるのです。
そのため、筋肉の緊張を低下させると秋の頭痛や不眠は解消されます。
また、普段からストレスが多い人ほど血行不良が起こりやすく、目の疲れが酷い人は頭に熱がこもり不眠や精神不安の症状が悪化します。
東洋医学では、このように頭に熱がこもって筋肉が緊張した状態を肝鬱気滞(かんうつきたい)と呼んでいます。
頭痛や不眠を解消するスマート筋トレ
頭痛や不眠の原因となるのは主に肩回りの筋肉の緊張が原因なので、肩甲骨と首を同時に動かす体操が効果的です。
肩回りだけを動かすよりも下半身も同時に動かすと、より血流が良くなり眠りやすくなります。
やり方)
- 肩幅よりも足を広げる
- 体重移動をしながら横を向き両腕を伸ばす
この動作を繰り返して身体が温まるまで行います。
基本的に緊張状態だと頭に熱がこもっているので、頭の熱を身体へと下げることで秋の頭痛や不眠の原因となる肝鬱気滞は解消されます。
まとめ
秋は涼しくて過ごしやすいですが、寒暖差と乾燥から頭痛や不眠が起きやすくなります。
普段から運動不足な人ほど筋肉は緊張して頭痛や不眠は悪化します。
秋の不調は全身を動かすことで解消されるのでスマート筋トレで身体を緩めましょう。