「指が痛い」
「何だか腫れぼったい」
「暑くなって悪化している、、?」
こんな悩みを抱えていませんか?
夏も指の腫れや痛みが悪化する原因があります。
こちらでは、夏に指の腫れや痛みが悪化する原因と東洋医学から見た対処法について書いています。
なぜへバーデン結節が悪化するのか?
夏に指の腫れや痛みが悪化する原因としては外気の影響が強くあります。
何故なら夏の高温と高湿度の環境下では体内の水分が失われやすく、指などで炎症が悪化しやすいからです。
この状態を東洋医学では心気両虚(しんきりょうきょ)と呼んでおり、心臓の機能が低下し水分が不足することで炎症が鎮められなくなっている状態です。
さらに生活習慣も問題となり、食事や飲み物で冷たい物を過度に摂取すると消化不良や水分吸収が妨げられるので心気両虚となります。
過度の運動や労働も同様で、夏は活動的な季節ですが過度な運動や労働は体力を著しく消耗します。
身体に水分を補給するには睡眠も重要なので、十分な睡眠や休息が確保できていないと心気両虚が発生しへバーデン結節が悪化する原因となるのです。
東洋医学から見た原因
心気両虚を解消するには冷たい物を控えたり、睡眠時間を確保することも重要です。
同時に大切なのが首周りの筋肉を緩めることです。
首周りの筋肉の緊張が悪化していると余計に心臓に負担がかかり、呼吸が浅くなることで心気両虚が悪化します。
そのため首周りの筋肉を緩めて心臓の負担を減らしましょう。
首のストレッチをしながら深呼吸します。
やり方)
- 首を横に倒して深呼吸
- 横を向いて深呼吸
- 上を向いて深呼吸
首の筋肉を緩めると同時に、首の動脈に圧をかけることで血圧を整えます。
また、深呼吸をすることは頭にこもった熱を下げる効果もあり、東洋医学では肺は熱を下げる粛降(しゅくこう)の効果があるとしています。
まとめ
夏の暑さは心臓に負担をかけ、心臓の負担が増えると首の筋肉は緊張します。
首の筋肉が緊張すると指に痛みが出やすいので、へバーデン結節が悪化する原因となります。
夏に指の腫れや痛みが悪化した人は首を伸ばしながら呼吸をして緊張を緩めましょう。