「何となく身体がだるい」
「暖かくはなってきたけど頭がボーっとする」
「元気なつもりだけどやる気が出ない」
こんな悩みを抱えていませんか?
4月は原因がハッキリしない不調にかかりやすい季節です。
こちらでは、アクティブシニアを目指すために必要な4月の過ごし方について書いています。
4月に起こりやすい不眠症の原因
日中に生き生きと活動できる人は自律神経が整っており、アクティブシニアになるためには普段から自律神経を整えることが必要です。
自律神経を整える基本は夜間にきちんと睡眠をとることで、グッスリ睡眠が出来ていれば日中の疲れがとれて全身の細胞が入れ替わっていきます。
グッスリ睡眠の基準は目覚めの爽やかさで、グッスリ睡眠ができていれば爽やかな目覚めとともに日中に眠気を感じません。
また免疫機能を高めるためにもグッスリ睡眠は欠かせません。
不眠を訴える人の中には医学的な治療を必要とするものもありますが、4月だけ不眠になっているのならば多くの場合は生活習慣で解消できます。
4月に起こる不眠の多くは、寝つきが悪くなる入眠困難と呼ばれる状態です。
ただし、寝つきが悪いとは言っても大切なのは睡眠の時間よりも質です。
適切な睡眠時間は個人差が大きく、季節や年齢によっても変わります。
そのため基準としたいのは日中の活動状態で、日中を元気に過ごせていれば寝つきが悪くても問題はありません。
4月は神経が高ぶりやすい時期なので、睡眠不足と感じる人は就寝前のカフェインやアルコールの摂取は避けましょう。
東洋医学から見たグッスリ睡眠
4月の不眠を解消するには肝の機能亢進を鎮める必要があります。
東洋医学から見れば、4月は肝の機能が亢進して過剰に活動的になります。
肝の機能が高まれば身体は元気になるのですが、溜まった老廃物を排泄できないと頭に熱がこもって不眠の原因となります。
頭に熱がこもると精神が不安定になったり、神経が高ぶってイライラしやすく不眠になったりします。
この状態を避けるためには夕方から夜にかけての激しい運動を避け、就寝直前まで頭を使うことを避けることが大切です。
頭にこもった熱を発散させるためには、ゆっくりと散歩をしたりハイキングなどで景色を楽しむことが大切です。
肝の機能が亢進する分だけ、動いて汗を適度にかかないと不眠になりやすいので注意しましょう。
まとめ
4月は活動的になる反面として不眠になりやすい季節です。
東洋医学から見れば活動的になるのは肝の機能亢進なので、頭にこもった熱を発散させることが大切です。
暖かくなってきたら動いて汗をかく習慣をつけると、次に来る夏も元気に過ごせるようになります。