50歳を越えたら刺激したい高血圧を解消する血流スイッチ

「高血圧と言われたが自覚症状が少ない」

「そんなに多くの検査や薬が必要なんだろうか?」

「心臓がドキドキすることは確かにある」

そんな悩みはありませんか?

高血圧という言葉は生活習慣病の一つですが、死亡リスクを極端に高めているわけではありません。

こちらでは、高血圧が危険と言われる原因と対処法について書いています。

高血圧とは

高血圧とは血管に高い圧力がかかっている状態で、その状態が長く続くことにより様々な病気が引き起こされることを危惧される状態です。

高血圧という状態が重視されるようになったのは戦後であり、感染症などによる死亡率が低下して脳卒中などの死亡率が注目され出した時期です。

ここで一つ言っておきたいのは、高血圧が重視されるようになったのは死亡率が高いのではなく、戦後に関して言えば他の死亡原因に比べると高かったという事です

2000年を超えたころには、高血圧が原因の心疾患や脳疾患は減少傾向にあります。

これは血管が破裂するよりも、血管が詰まる疾患が増えていることに起因しています。

現在で多いのは脳梗塞であり、血圧が不足したことにより血管が詰まった状態で亡くなる人が増えているのです。

血圧の重要性

高血圧が良くないと言われる理由は脳溢血(のういっけつ)と呼ばれる脳内での出血を引き起こす要因とされていたからです。

実際に戦後の頃には栄養状態の悪さから脳溢血を起こす人は多くいました。

それでも2000年ごろまでは、60歳以上は血圧の上が180までは正常とされていました。

しかし2008年ごろには血圧の上が130を越えたら高血圧と定義されたのです。

血圧は高ければ出血の原因となりますが、血圧が低すぎれば血管が詰まる梗塞の原因となります

戦後のように栄養不足の状態なら出血に気をつけるべきですが、栄養が満ち足りた現代では出血のリスクは下がっています。

むしろ、現代人が危惧すべきは低血圧による梗塞で、血圧が低い人ほど血管は詰まりやすく脳梗塞や心筋梗塞のリスクを高めているのです。

最近の研究では、過剰に血圧を下げると脳梗塞のリスクが高まることが分かっています。

高血圧を健康に解消するスマート筋トレ

高血圧は梗塞を予防する効果があるのは確かです。

ですが、過剰な高血圧が動脈硬化の原因となることも分かっています。

そこで注目されているのが血圧を下げる体操です。

やり方)

呼吸に合わせて首を動かします。

  1. 息を吸いながら上を向く
  2. 息を吐きながら下を向く

5秒くらいかけて首の筋肉が伸びるのを感じながら動かしましょう。

首の筋肉が伸びることで頸動脈で反射が起こり血圧が下がります。

普段から首の筋肉が固まっている人ほど血圧は上がりやすいので、普段から首の筋肉には刺激を入れておきましょう。

 

まとめ

血圧は高すぎれば問題ですが、薬に頼りすぎるのは副作用の面から違う問題があります。

そもそも高血圧の原因には運動不足や首の筋肉の緊張があるので、普段から筋肉を緩めておくことが大切です。

血圧は薬でコントロールするよりも、身体を動かしてコントロールするのが大切です。

⇒大阪市北区で健康に年齢を重ねたい人へ

⇒参考文献

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