イライラと焦燥感の違い
東洋医学から見ると、イライラは気が滞って交感神経の興奮状態で起こります。
一方、焦燥感は気が上に昇って、副交感神経の働きが不十分で巡りが不安定なために起こります。
そのため、イライラは気の滞りですが、焦燥感は巡りが不安定な状態となり似て非なる状態なのです。
そのため、同じような感情とは言っても体の反応には違いがあり、だからこそ整え方も変わってくるのです。
イライラの中心は怒りや不満などの感情があり、怒るという行動で気を発散すれば落ち着くのが特徴です。
対して、焦燥感というものは対象が不明瞭な事が多く、緊張や動悸を伴い集中力の低下を招き解消されにくいのが特徴です。

イライラに効くツボ
イライラにおすすめなのがツボ刺激で、特に効果のあるツボが膻中(だんちゅう)と鳩尾(きゅうび)です。
鳩尾(きゅうび)はみぞおちの事で、胸椎12番の高さにあり、膻中は乳頭の中央の胸骨にあり第4肋骨と第5肋骨の間になります。
この鳩尾と膻中を上下に軽く擦って緩めるだけでも、心身ともにリフレッシュする効果があります。
普段から欠伸が多い人はみぞおちが硬く、身体がみぞおちを緩める為に反射的に欠伸をしている事が多いのです。
鳩尾は精神的な疲労やイライラに加えて緊張による食欲不振や不眠などを解消し、膻中は鎮痛安定作用があり緊張や気分の不安、落ち込みなどを解消してくれます。
痛気持ちいい強さで擦りながら深呼吸すると、感情と一緒に体の緊張も緩んでイライラは収まります。

焦燥感を鎮めるツボ
焦燥感が強い時にお勧めなツボは内関(ないかん)で、副交感神経を高める事で気の巡りを安定させます。
場所は手のひらを上に向けて、手首のシワの中央から指3本分だけ肘の方にいった所です。
30秒ほど軽く刺激すれば自律神経のバランスが整い、水分代謝も高まる事で気の巡りが落ち着いてきます。
次にお勧めのツボが神門(しんもん)で、特に精神ストレスによる気の乱れを整える働きがあります。
場所は手のひらを上に向けた手関節のシワを小指側になぞると、骨の出っ張りがあってその手前の場所です。
痛気持ちいいくらいの強さで押しながら深呼吸をすると、徐々に動悸が穏やかになるので5秒ほど押して離すを繰り返す。

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