現代医学の数値と分析、東洋医学の感覚とバランス

現代医学では体調が悪くなると、まず数値を見ます。

血圧や血糖値、コレステロール、CRP、ホルモン値など、数値的に異常があれば対処しますが、数値に問題がなければ何もしません。

ですが、「数値は正常なのに、なんとなく辛い」、そんな経験はありませんか?

ここにこそ現代医学と東洋医学の視点の違いがあります。

今回は、現代医学の数値と分析の強み、東洋医学の感覚とバランスの視点、そして2つの医学のいい所どりをするための方法について分かりやすくお話しします。

現代医学における数値と分析の強み

現代医学の最大の武器は体の状態を数値化したり、画像にしたりする事で客観的データに基づいて対処できる事です。

血液検査やMRI、CTによって体の異常を見える化する事で、医師の力量に左右されずに平均的な医療が提供されています

これは本当にすごい事で、急性疾患などの命に関わる病気でも多くの医師が適切に対処できるのが現代医学の圧倒的な魅力です。

さらに原因を特定し、ピンポイントでの対処が出来るのも現代医学の強みで手術での負担も少なくなりました。

ただし、数値は平均値が基になっており、個人差によっては適切な対応が難しい場合もあります。

そのためグレーゾーンの不調や、病名がつかず原因を特定できない疾患には対応しづらいという面があります

東洋医学における感覚とバランスの視点

東洋医学が見るのは数値ではなく、

✔ 顔色
✔ 声の張り
✔ 脈の状態
✔ 舌の状態
✔ 季節との関係

これらを総合した全体のバランスです。

そのため、冷えやすいとか、なんとなく重だるい、意欲が湧かないといった未病の段階でも対処が可能です

東洋医学における不調は、巡りやバランスの崩れから始まるものとしています。

だから数値では見えない個人が抱える問題に対しても、感覚とバランスで対処が可能です。

問題となるのは施術をする人によって力量に差があり、経験不足な人とベテランの差が大きいという事です

本当に必要なのはいい所どり

私が大切にしているのは、東洋医学と現代医学のどちらが正しいか、ではありません。

現代医学の数値と分析には客観的な指標があり、東洋医学の感覚とバランスなら個人差も見極められます

本当はお互いが協力し合って体を守るのが理想的ですが、どうしても考え方の違いから融合は進みません。

だから大切なのは、数値で安心しすぎず、感覚だけに頼りすぎない両者のバランスだと思います。

そして最も大切なのは、自分自身が体の声を聞きながら何が必要か見極めるという視点です。

可能なら現代医学の数値を参考にしながら、東洋医学の先生にもバランスを診てもらうのが、これからの時代の賢い在り方だと考えています

まとめ

体はデータだけではありませんが、感覚だけでもありません。

数値と分析のメリットと、感覚とバランスのメリットはどちらが優れているというものでもありません。

その両方を知ることで、私たちはもっと自分の体を理解できより健康な体を手に入れられるのです。

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