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  • 寝つけないのは気の問題!?気逆タイプの整え方

    寝つけないのは気の問題!?気逆タイプの整え方

    「イライラしやすい」「動悸がする」「眠れない」

    こんな症状に悩んでいる人は、東洋医学では気逆(きぎゃく)と呼ばれる状態かもしれません。

    本来なら気は上がったり下がったりしながら巡りますが、ストレスや疲労が溜まると気が昇りっぱなしになり不調が出ます。

    今回は気逆の特徴、気を降ろす呼吸法、そして寝つきを良くするツボの3つをお話しします。

    気逆の特徴

    気逆とは気が上に突き上がった状態で、そこから降りてこないために様々な不調が現れます。

    よくある特徴は頭がのぼせて顔が熱く、喉が詰まった感じでゲップが多くなります。

    さらに動悸を感じて不安になったり、イライラしやすくなり寝つきが悪くなったりします

    気逆になりやすいのは真面目で頑張り屋のタイプで、気を抜くのが苦手なために気逆の状態に陥ります

    この気逆の状態が続くと胸より上がパンパンに張り、下半身が冷えて弱くなります。

    東洋医学では上実下虚(じょうじつかきょ)と呼ばれる状態で、健康な状態になるには反対の上虚下実を目指す必要があります。

    気逆を整える呼吸法

    気逆による不眠を解消するのに必要なのは気を巡らす事で、一番簡単な方法は深い呼吸です。

    ポイントは吐く息を長くする事で、意識して長く吐くことで副交感神経を優位にして気を巡らせます。

    やり方は胸を張って背筋を伸ばした状態で、鼻から4秒吸って口から8秒吐きます

    吐く時に息を吐ききるように意識しておへその下に手を当て、しっかりとお腹から吐き切る事で効果が高まります。

    息を吐くことで頭に溜まった気を下に降ろせるので、寝る前にすると睡眠の質が高まります。

    普段から気逆が起こりやすい人は、寝る前に3分ほどこの呼吸を行うだけでも心拍が落ち着いて睡眠の質が高まり気逆が起こりにくくなります

    寝つきを良くするツボ

    気逆による不眠が起こりやすい人にお勧めなツボは、太衝(たいしょう)と湧泉(ゆうせん)になります。

    太衝は足の甲の親指と人差し指の骨が交わる窪みにあり、強い刺激はダメなので親指の腹を使って優しく円を描くように刺激します。

    気血水の逆流を鎮めるツボで、1回につき30秒から1分程度の刺激を寝る前に行うと効果的です

    湧泉は気逆と非常に深い関係があり、湧泉は全身の気を巡らせ降ろす鎮静作用で気逆を解消します。

    湧泉は足裏にあるツボで、場所は土ふまずのやや上で足の指を曲げたときにちょうど凹むところです。

    湧泉を刺激するには足裏にゴルフボールを置いて、軽く踏みつけながらコロコロと転がして1分ほど刺激するのが楽で効果的です

    まとめ

    気逆は頑張りすぎて気が上に偏った状態です。

    だからこそ必要なのは、緊張を緩めて気を降ろす事です。

    呼吸とツボを意識するだけで、睡眠の質は変わり眠りやすくなります。

  • 東洋医学から見た心不全!血虚や血滞と季節の養生

    心不全と聞くと「心臓が弱っている」「年齢の問題」と思われがちです。

    ですが東洋医学では、心不全は心臓だけの問題ではないと考えます。

    今回は、

    東洋医学から見た心不全

    血虚や血滞が心に与える影響

    季節ごとの養生ポイント

    この3つの視点から心(しん)という臓器を守るヒントをお話しします。

    東洋医学から見た心不全

    東洋医学での心は血を巡らせるだけでなく、意識や感情を司る臓器とされます。

    そもそも心不全と呼ばれる状態は、現代医学では心臓による血液循環の機能が低下している状態です。

    ですが、東洋医学から見れば脾・肺・腎などの他の臓腑との連携が上手くいってないと考えます

    東洋医学では臓器は単独で働いているのではなく、常に連携して働いていると考えます。

    そのため、息切れや動悸、胸痛だけでなく、不安感や不眠、集中力低下なども連携が上手くいってない症状と捉えます。

    大切なのは血を循環させる心の働きだけでなく、血が循環しやすい体作りこそが心不全の解消に役立つと考えます

    血虚や血滞による影響

    心不全の背景として多いのが、東洋医学から見れば栄養が不足した血虚と巡りが滞る血滞です。

    血虚とは心を動かすエネルギーが不足している状態で、動悸や不安、不眠の原因となり疲れると症状が強まります

    血滞は血が巡りづらい状態なので、胸の圧迫感や痛み、息苦しさなどを伴い冷えると悪化します。

    つまり現代医学では心不全という表現の症状が、東洋医学では血虚と血滞に分類されているのです。

    そして血虚と血滞は体質によって起こりやすい原因が違い、原因が違えば整え方は大きく変わります

    また、東洋医学が重視しているのは季節性の要因で、季節が変わればまた対処も変わってくるのです。

    季節ごとの養生法

    東洋医学では季節の影響が心に直接作用すると考え、季節によって様々な影響があります。

    春は自律神経が乱れやすく、血虚から動悸や不安が出やすいので普段から深呼吸をして生活リズムを一定にしましょう。

    夏は暑さで心と脾が弱りやすい季節なので、無理しすぎると消耗して血虚と血滞を同時に起こすのでこまめな休息を最優先にしましょう

    秋は乾燥により肺が弱り血虚と血滞が進みやすいので、水分と栄養を補給し適度に運動する事が大切です。

    冬は冷えから腎が弱り血滞を起こしやすくなるので、体を温めて守りながら睡眠をしっかりととりましょう

    東洋医学が重視するのは季節に逆らわず生活をする事で、季節に合わせた生活をすれば心の負担は減り不調は起こりにくくなります。

    まとめ

    東洋医学から見る心不全は、血の栄養と巡りが季節と深く関わっています。

    大切なのは心だけを整えるのではなく、体全体を同時に整える事です。

    季節に合わせた日々の養生が、他の臓器と一緒に心を守る事につながります。

  • 憂鬱と不安は違う?心と肺の水滞で起こるメンタル不調の養生法

    理由はないのに気分が重い。不安で胸がざわつく。なんとなく息が浅い…。

    そんな状態はメンタルの問題だと思っていませんか?

    東洋医学では感情は五臓の心と肺における、水の巡りが深く関係していると考えます。

    今回は心と肺の感情のつながりと、水滞が起こす重だるさと不安、憂鬱と不安の違いを体の視点からひも解いていきます。

    心と肺と感情のつながり

    東洋医学において五臓の心(しん)は精神や意識から安心感を司るとされ、五臓の肺は呼吸から気と水を巡らせ悲しみの感情と関係するとされます

    心と肺は気を通してつながっており、心と肺の働きは水の巡りから感情に影響しています。

    東洋医学で心は思考や感情の安定に関与し、肺は呼吸を通して気持ちの切り替えにも関わります。

    深呼吸ができないと水の巡りが滞りやすくなり、気持ちも切り替えられず詰まりやすくなるのです。

    つまり、心と肺のバランスは感情に大きな影響を与え、心と肺のバランスが崩れると感情は不安定になります。

    憂鬱や不安などの感情はメンタルの問題ではなく、東洋医学から見れば体の状態の影響なのです

    水滞による重だるさと憂鬱

    東洋医学における水滞とは、体に余分な水が停滞している状態で体もメンタルも重くなるのが特徴です。

    この水滞の状態になると体だけでなく感情にも影響し、思考が鈍ったり意欲が低下したりもします

    特に憂鬱な感情は水滞の時に起こりやすく、体が重く感じる事から余計に憂鬱の感情は強くなります。

    心と肺の働きが十分なら水滞は起こりませんが、心と肺の働きが鈍ると水滞から憂鬱の感情が起こります。

    この憂鬱という感情は不安とはまた違った原因となり、似たような感情でも東洋医学では身体の状態が違うと考えます。

    そのためメンタル不調とは言っても、大切なのは体の状態を見極めて対処する事になります

    憂鬱と不安の違いと養生法

    憂鬱な感情が強くなると意欲の低下や体のダルさが顕著になり、だんだんと気分が沈んでいきます。

    憂鬱な状態は体が弱っている時のサインであり、特に肺の弱りが原因の水滞がきっかけで起こります。

    その場合は肺を元気にするために、軽い散歩などで体を動かして深呼吸をして肺を元気にする事でメンタルは回復します

    不安な感情が強くなるとソワソワしたり、気持ちが落ち着かなくなり焦りを感じる事もあります。

    こちらも体が弱っているサインですが、特に問題となるのは五臓の心の問題で体が冷えていたり情報過多で起こります。

    その場合は心を元気にするために、腕を回して胸や背中を緩めたり情報量を減らしてのんびりする事でメンタルは回復します

    まとめ

    メンタル不調はメンタルの問題だけではありません。

    心と肺から水の巡りを整えることで、自然と気分も落ち着いていきます。

    東洋医学の整えるという視点を、ぜひ今日から意識してみてください。

  • イライラと焦燥感の違いとは?心がざわつく時のツボケア

    イライラと焦燥感の違い

    東洋医学から見ると、イライラは気が滞って交感神経の興奮状態で起こります。

    一方、焦燥感は気が上に昇って、副交感神経の働きが不十分で巡りが不安定なために起こります。

    そのため、イライラは気の滞りですが、焦燥感は巡りが不安定な状態となり似て非なる状態なのです

    そのため、同じような感情とは言っても体の反応には違いがあり、だからこそ整え方も変わってくるのです。

    イライラの中心は怒りや不満などの感情があり、怒るという行動で気を発散すれば落ち着くのが特徴です。

    対して、焦燥感というものは対象が不明瞭な事が多く、緊張や動悸を伴い集中力の低下を招き解消されにくいのが特徴です

    イライラに効くツボ

    イライラにおすすめなのがツボ刺激で、特に効果のあるツボが膻中(だんちゅう)と鳩尾(きゅうび)です。

    鳩尾(きゅうび)はみぞおちの事で、胸椎12番の高さにあり、膻中は乳頭の中央の胸骨にあり第4肋骨と第5肋骨の間になります

    この鳩尾と膻中を上下に軽く擦って緩めるだけでも、心身ともにリフレッシュする効果があります。

    普段から欠伸が多い人はみぞおちが硬く、身体がみぞおちを緩める為に反射的に欠伸をしている事が多いのです。

    鳩尾は精神的な疲労やイライラに加えて緊張による食欲不振や不眠などを解消し、膻中は鎮痛安定作用があり緊張や気分の不安、落ち込みなどを解消してくれます。

    痛気持ちいい強さで擦りながら深呼吸すると、感情と一緒に体の緊張も緩んでイライラは収まります

    焦燥感を鎮めるツボ

    焦燥感が強い時にお勧めなツボは内関(ないかん)で、副交感神経を高める事で気の巡りを安定させます

    場所は手のひらを上に向けて、手首のシワの中央から指3本分だけ肘の方にいった所です。

    30秒ほど軽く刺激すれば自律神経のバランスが整い、水分代謝も高まる事で気の巡りが落ち着いてきます。

    次にお勧めのツボが神門(しんもん)で、特に精神ストレスによる気の乱れを整える働きがあります。

    場所は手のひらを上に向けた手関節のシワを小指側になぞると、骨の出っ張りがあってその手前の場所です。

    痛気持ちいいくらいの強さで押しながら深呼吸をすると、徐々に動悸が穏やかになるので5秒ほど押して離すを繰り返す

  • メンタルの疲れは気滞が原因?心活になる休み方

    気滞の特徴

    東洋医学ではメンタルの調子は気の巡りに左右されるとし、気の巡りが滞るとメンタルは不調になると考えます。

    気とは体とメンタルを巡るエネルギーで、気が巡らないと心身ともに本来の機能を発揮できません。

    この気の流れが滞った気滞の状態になると、胸のつかえを感じたりため息が増えたりします

    何となくモヤモヤとした気分になり、メンタルがスッキリと晴れなくなります。

    現代医学ではメンタルの状態を整えるために、カウンセリングをしたり薬を処方したりして対処します。

    ですが、東洋医学では気を巡らせている、心と肝の臓器の調子を整える事でメンタルの不調を解消するのです

     

    心と肝との感情のつながり

    東洋医学において肝は本能的な感情を司り、心(しん)は理性的な感情を司るとされます。

    そのため、まずは肝が気を巡らせてメンタルを調整し、心がメンタルに安定感をもたらせています

    気滞の状態は肝の弱りが原因で起こりやすく、気滞になると神経が過敏になりイライラして怒りやすくなります。

    気滞の状態が続くと落ち込みやすくなり、無気力感や意欲の低下なども現れます

    そして、気滞の影響を最も受けやすいのが心となり、不安感が強い人は動悸や息切れなどの身体的な症状が現れやすくなります。

    イライラはエネルギーが高まっていますが、落ち込みはエネルギーが低下しているのが特徴となります。

     

    心活となる休み方

    心活とは心の巡りを高める事なので、休む時に必要なのは止まる事ではなく巡らせるための休息になります。

    気を巡らせる休息とはただの睡眠ではなく、ゆっくり深呼吸したり軽く体を動かす事で体を休ませます。

    また、自然に触れる事もメンタルの休息になり、人間関係などで疲れている人ほど自然に触れる時間は大切になります

    心地よさを感じる時間を作る事が大切で、自分がどんな事をしている時に心地よさを感じるかを知る事も重要です。

    心地よさとは安心感や満足感を感じる事で、五感を刺激したり自分のペースで物事を進める時に得られる感覚です。

    基本的にボーっとしながら過ごせる時間と空間が大切で、何もしない時間こそが心の巡りを回復させてくれます