自分の癖に気づいていますか?
「よく足を組む」
「貧乏ゆすりをしてしまう」
「欠伸が多い」
こういった癖は身体の状態を反映しています。
今回のブログを見れば癖が現れる原因と、身体の状態や対処法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
足を組む
足を組むのは骨盤に悪影響を与えますが、実は骨盤が不安定な人ほど足を組む癖があります。
骨盤の歪みは誰にでもありますが、そもそも歪みというのは適正な位置に骨盤が動いてくれないという状態です。
骨盤が歪む原因は主に小腸や大腸の状態にあり、どちらかが疲労などで硬くなっていると骨盤の動きは制限されやすくなります。
また、デスクワークが多くて運動不足な人はお尻の筋肉が硬くなり、お尻の硬さで骨盤が歪んで小腸や大腸の機能が低下する場合もあります。
運動不足な人はまずはウォーキングや階段の昇り降りでお尻の筋肉を刺激する事が大切で、筋肉が緩むと骨盤の動きを取り戻せます。
普段から下痢や便秘がある人は食事の見直しが大切で、普段から消化不良を起こさないような食事を心がけましょう。
貧乏ゆすり
貧乏ゆすりをする人は血流が悪い事が多く、ふくらはぎの筋肉を動かすことで下半身の血流を高めている可能性があります。
普段から心臓に負担がかかっていると、ふくらはぎで血流が悪くなりやすいので生活習慣病がある人に貧乏ゆすりは目立ちます。
ですが貧乏ゆすりは健康にいい影響があると注目されており、医療現場ではジグリング運動という名前でリハビリにも採用されています。
ふくらはぎの筋肉を動かす事でエコノミークラス症候群の予防にもなり、膝関節症や股関節症の解消にも役立つとされています。
さらに血流が高まる事でセロトニンの分泌が促され、精神的に安定させる効果もあるとされています。
そのため、貧乏ゆすりは止める必要はなく、振動させる健康器具のような効果があるのでお勧めとなります。
欠伸が多い
欠伸は睡眠不足の時によく見られる行動ですが、実際は脳が酸欠だったり低血糖の状態でも起こります。
また、欠伸をすることで副交感神経を刺激できるので、ストレスが多かったり疲労が溜まっている時にも欠伸は出やすくなります。
睡眠が十分なのに欠伸が多い場合は自律神経の乱れも疑われますが、欠伸をして涙が出る場合には眼精疲労の場合もあります。
基本的に欠伸が多い人は疲れが溜まっている事が多いので、欠伸が増えていると感じたら休息をとる事が大切です。
特に普段からストレスが多いと感じている人は、睡眠時間を増やして脳の疲労回復をする事が必要です。
また、普段から深呼吸をして酸素を取り込むようにしていると、疲労の回復につながり欠伸が減るのでお勧めです。
まとめ
足を組むのは骨盤の動きが悪い証拠で小腸や大腸に悪影響を与えます。
貧乏ゆすりは心臓の負担が大きい証拠ですが良い癖です。
欠伸が出る時は脳の酸欠や低血糖も隠れているので普段から深呼吸をしておきましょう。
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