副腎疲労の原因は知っていますか?
「アドレナリンの不足」
「コルチゾールの不足」
「身体で炎症が起こっている」
これらはどれも正しい情報とされますが東洋医学の視点は少し違います。
今回のブログを見れば現代医学と東洋医学の考え方の違いと、副腎疲労を解消する薬膳が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
副腎疲労に関連する東洋医学の視点
副腎疲労の原因はコルチゾールやアドレナリンなどの身体を動かすホルモンの不足なので、副腎に問題があると思われがちです。
東洋医学では副腎だけでなく全体的な問題として捉えるので、他の臓器にも問題があると考えます。
副腎疲労は簡単に言えばエネルギー不足なので、他の臓器でのエネルギーの消費も問題視します。

そもそも副腎でのエネルギーが不足するのは、肝や心、脾や肺などでのエネルギー消費が増えている可能性があります。
特にエネルギーを大量に使うのが脾での消化作業なので、消化不良も副腎疲労の問題と考えています。
そのため副腎疲労の解消には、消化不良を起こす原因も解消する必要があるのです。

疲れやすさと消化不良のメカニズム
副腎疲労となり疲れやすくなる原因の一つが食べた物がきちんと消化吸収できていない事です。
栄養を摂っているつもりでも、消化して吸収されなければエネルギーには変わりません。
問題となってくるのが慢性的な消化不良で、早食いや大食いの習慣によって消化が不十分な状態で胃から腸へ運ばれる事です。

そうなってくると消化不良が原因で下痢を起こしやすく、下痢をする事でさらにエネルギーを浪費します。
加えて下痢を何度もしていると腸内環境が悪くなり、腸内環境が悪い事で余計に栄養不足に陥ります。
そのため、栄養を吸収してエネルギーを作るためには食事内容だけでなく、食事の習慣も変える事が重要なのです。

脾の薬膳
胃や膵臓などの消化器系が弱った状態は脾気虚と呼ばれ、消化不良を起こし腹痛や下痢の原因となります。
消化不良で下痢の状態は消化器系をさらに弱め、すると消化吸収が不十分となり副腎疲労の状態に陥ります。
薬膳では弱った消化器系を元気にする食材を健脾(けんひ)と呼び、気虚を解消する食材を補気と呼び合わせて摂ることを勧めています。

補気健脾と呼ばれる食材には白米や芋類などの炭水化物を多く含むものや、イワシやサバなどの青魚が含まれます。
こういった食材を普段から意識して多くとり、食事の際にはよく噛むことが消化不良を解消します。
また、大食いや早食いを減らす事もエネルギーの節約につながり、よく噛んでいると自然と大食いや早食いの防止につながります。

まとめ
副腎疲労は単なる副腎の機能低下ではありません。
消化不良などが起こる事で身体がエネルギー不足になっている事が問題なのです。
補気健脾と呼ばれる食材を選びよく噛んで食べる事が副腎疲労の解消につながります。
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