年齢とともに腎臓は弱るって知っていますか?
自覚は出来ていなくても身体は徐々に変化しており、気が付けば病気になっている事もあります。
今回の動画を見れば知らないうちに腎臓が弱る原因と、弱らせないための対処法が分かります。
本日も東洋医学が大好きな東洋インサイド整体院の院長である福原がお送りします。
腎臓が弱る原因
腎臓が弱る原因は色々とありますが、まとめれば高血圧による動脈硬化が一番の原因となります。
腎臓には常に一定の血流量が必要で、血流量は腎臓でコントロール出来ますが動脈硬化になると出来なくなります。
一定の血流量が確保できないために腎臓は萎縮し機能が低下していくので、加齢や過労、睡眠不足なども腎臓が弱る原因となります。
現代では腎臓を傷める原因として多いのが糖尿病で、過労や睡眠不足だと血糖値のコントロールも下手になるので余計に腎臓は弱りやすくなっています。
また、ストレスが多いと血糖値や血圧は上がりやすくなるので、これも腎臓が弱る原因の一つになっています。
精神的なストレスはもちろんですが、過労や睡眠不足によって血圧が下がる時間が無いと腎臓は弱ってしまいます。
東洋医学の腎
東洋医学の腎には腎臓に加えて副腎の機能もあり、副腎の主な機能は血糖値やミネラルの調節と自律神経の調節になります。
これらの機能は血流量の調節に関わっており、水分や塩分が不足する事で副腎の仕事は増えてしまいます。
そのため、普段から水分や塩分が不足する事でも腎は弱り、東洋医学では腎の機能を高めるために適度な塩分は必要だと考えています。
現代医学では塩分の摂り過ぎを注意しますが、適度な塩分の補給が無ければ老化は加速してしまいます。
血圧が高くなる原因は塩分ばかりにあるのではなく、現代では運動不足や過労の方が深刻になっています。
加えて現代人は身体を冷やし過ぎる傾向にあり、身体を冷やし過ぎると血圧が上がりやすくなるのも要注意なのです。
腎を元気にする薬膳
腎を元気にする薬膳には海産物が多くミネラルの補給を推奨しています。
また、黒ゴマや黒豆などの黒い食べ物を推奨しており、黒い食べ物にはアントシアニンと呼ばれるファイトケミカルが含まれているからです。
アントシアニンとはポリフェノールの一種で、抗酸化作用に加えて腎が弱る原因である動脈硬化を防ぐ作用があります。
また、大豆製品に含まれるサポニンはコレステロール値を下げることで血流を高めるので、腎臓の負担を減らし肝機能の向上にも役立ちます。
薬膳から見ると腎を助ける食材は補腎と呼ばれ、キャベツや山芋、カツオなども代表的です。
基本的に血糖値や脂質のコントロールを助けてくれる食材は腎臓を守ってくれるので、腎臓の数値や健康が気になる人はぜひ実践してみて下さい。
まとめ
腎臓は高血圧による動脈硬化で弱ります。
高血圧の原因は過労や運動不足に身体を冷やし過ぎることで起こります。
塩分を控えすぎないように気をつけて、腎を元気にする黒い食べ物を意識しましょう。
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